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おいしいお茶の入れ方

急須と湯呑みをお湯で温める
(お湯を冷ます)
沸騰させたお湯を急須に入れ、急須を温めたあとに急須のお湯を湯呑みに注ぎ、湯呑みも温めます

急須に茶葉を入れる
(1人前:約3g)
急須に残ったお湯を捨て、茶さじに2〜3杯分の茶葉を入れます

お湯を注ぐ
湯呑みのお湯を急須に戻し、1分ほど
蒸らします。
※お茶の種類によって
浸出時間が異なります

湯飲みに注ぎ分ける
湯飲みに少量ずつ交互に均等に注ぎます。最後の一滴まで注ぎきることが大切です。

お茶の種類別 蒸らし時間
種類

玉露
煎茶・玉緑茶
番茶・ほうじ茶

湯の温度

50℃
70℃
熱湯

浸出時間

2分30秒
1分
30秒

コツ   

 低い温度でゆっくりいれる
 冷ましたお湯で入れる
 熱湯を一気に入れる

一煎目ではお茶の甘味、二煎目ではコクと渋味を味わうことができます。
三煎目までお召し上がり頂いたら新しい茶葉に入れ替えてください。

お茶の保存方法

お茶の変質・品質低下には、湿度・酸素・光・高温・移り香(うつりが)の5つの原因があります。
お茶は大変湿気を吸いやすく、湿度が高いとすぐに風味が落ちてしまい、成分のタンニンが酸化すると、味も香りも落ちてしまいます。封を切らなければ、涼しい所に置いて約6ヶ月間は風味を保つことができます。封を切った場合は、空気に触れないように、ふたのある容器に入れるか、袋の場合は袋内の空気を抜き、口部をしっかり閉じ、涼しい冷暗所に保存します。このような場所で保存されるときは、2週間〜1ヶ月程度で飲み終わる量を保存されることをおすすめします。冷蔵庫で保存する場合は、お茶は臭いを吸収しやすいので他の食品のにおいが移らないように注意しましょう。

お茶の豆知識

お茶は健康によい!

お茶の水溶性分の中で最も多く含まれているのはカテキンです。
カテキンには、強い抗酸化作用があると言われています。
人の体が酸化するという事は、老化している事を意味しています。
酸化を防ぐためには抗酸化のものを取り入れると若さを保つことにつながります!
またカテキンには、体脂肪を燃焼させる効果、血中の状態を良好に保ち動脈硬化なのどリスクを軽減させる効果、糖質を分解する酵素の働きを阻害し、血糖値上昇を抑える効果など、
私たちの体にとてもいい働きをしてくれます。
日頃の健康維持に、お茶を取り入れてみるといいかもしれません。

 

お茶が古くなったとき

お茶の風味が落ちたときは、フライパンに紙を敷き茶葉を乗せ、弱火でゆっくりと炒ると香りのよい自家製ほうじ茶となります。
お茶には、殺菌・消臭効果のほかに余分な油を取り除いてくれる作用があります!
お風呂に茶殻の入ったガーゼやティーバックを入れ、手で揉むと簡単お茶風呂が楽しめます。

 

茶殻の有効利用

食器洗いや掃除に利用 茶殻をガーゼやティーバッグなどに
入れて食器洗いに利用できます。

 

気になる臭いに!

お茶をお茶パックなどに入れて、下駄箱やシンクの下などに置くと、
脱臭効果が期待できます。
ペットのトイレの砂に茶殻を混ぜると、気になる臭いが
改善されます。